ケルベロスっていうほど強い?シャドウバースのナーフの話

ローテの話です

 

ケルベロスが5/3/3で手札にミミココを加える能力で、新ケルベロスが5/3/3で場にミミココを出す能力。先日2周年を迎えたシャドウバースも1年でだいぶインフレしましたよね。正直フローラルフェンサーが使われない日が来るとは思いませんでした。

 

さて、本日は新ケルベロスが強いって話をします。そんなのみんな知ってる?確かにアーカスやギルネリーゼ2枚構築はプロでも流行っている一方でケルベロス2枚構築はあのカードが出てから見たことがありません。
ですが、どう強いのか?ということにはあまり焦点が当てられていない気がします。というかまとめられていないと思ったので、簡単に自分の解釈の範囲で書いていこうと思います。

 

ケルベロスの強いところは3つあります。

  1. スタッツ合計6/6
  2. ミミココでつけられる4ライフ差
  3. 進化時効果のランダム1点

さて、それぞれ見ていきましょう。

  • スタッツ合計6/6(進化後8/8)

他の5コスの強いカードを見てみると、エルフ: コルワ4/4、ロイヤル: 使徒 4/5、ビショップ: ケリュネイア3/5などが上げられます。
これらに比べてケルベロスは分散しているとはいえ、いいスタッツをもらっています。比べるなら先陣の騎兵でしょうか。進化後スタッツ6/9は他のコストにはない強さです。スタッツだけで言うならばフローラルフェンサーは進化後7/8です。スタッツだけならばロイヤルの展開型フォロワーといい勝負です。
進化前でも展開しているのは強いですね。

  • ミミココでつけられる4ライフ差

バリューに関わるところなので純粋に強いです。
しかし、ネクロの盤面での強さ故か、5ターン目に削られていることはほぼないといってもいいでしょう。そのため実際には顔面2点食らう効果だけが発動して2点差をつけられるのみのことが多いと思います。
例外はヴァンプですが、お互いに回復お化け除去お化けなのであそこはあそこで均衡が取れているように思えます。
自分の感想では先手とったほうが有利でヴァンプ先手よりネクロ先手のほうが有利。総じてネクロ微有利だと思っています。

  • 進化時効果のランダム1点

盤面が埋まっているならば4点分ランダム除去が付与されます。先5で盤面満タンの状態からケルベロス進化→後5で邪眼の悪魔で吹き飛ばしてもランダム除去分で邪眼の悪魔が倒されます。
……うん、これは確かにつよいんですよ。逆に他の場面ではそれほど強い効果ではないと思っています。というのも、ネクロというクラスが手札から器用な点数を出すのが苦手なクラスなんですね。
フラン・消えぬ怨恨・オルトロスは4点除去。細かい除去といえば悪戯な霊魂の1点くらいで他は盤面に残ったフォロワーの仕事です。
つまり、細かい点数が当たってもフォロワーが倒されない限りはあまり関係ありません。
強い場面と言ったフォロワーが倒される場面が、先程言った邪眼の悪魔の場面と相手フォロワーがケルベロスの効果で相打ちに持っていけるようになる場面の2つです。ケルベロス進化展開後、1体でも残すと返しの進化フォロワーが取られやすいのが難点ですね。

今環境(ナーフ前)最初の頃を思い出してほしいのですが、(このランダム1点という意味での)強さはケルベロスにはあまり感じませんでした。というのも2点しか飛ばなかったからです。それを安定して3点にしたカードがあります。そう、それがスカルリングです。(ようやく本題)

スカルリングは3コスカウントダウン2なので、5ターン目に安定して展開出来ます。つまりケルベロスの効果を安定して受けることが出来ます。1点増えたことでかわせばフォロワーが生きれる場面で確率が50%から75%になったり、(狂えるドレイクなど)大きなフォロワーで除去したときに3点飛べばオルトロスで間に合ったりします。また、原初進化置きにも1点当たれば対応できます。

このコンビが成立したときが明らかに強いので、ここにメスを入れたのはいろいろ言われてはいますが、間違っていないと思います。

ということでケルベロスナーフ逃れたのは賛成派の人です。

さて、ナーフによりネクロマンスがなくなったことで4コスで墓地を4枚稼ぐカードへと変化しました。なんとなくですが、最果ての骸がダークフォースで悪さをしそうな気がします。墓地/コストが1はかなり優秀なほうで、4コスでその動きをできるカードはなかなかないです。遅延有りとはいえ、4コスで4/4の働きをするし、まずまず働いてくれるのではないでしょうか。

気がついたら2000文字にも迫る勢いになってきたので、今回はこのへんで。

もともとパソコンで文章を書く練習をしようとしていただけなのに、筆が乗ってしまいました。